くさかんむりに巴で「芭」の読み方とは?簡単に解釈

くさかんむりに巴で「芭」の読み方とは? 読み方

この記事では、「芭」の読み方を分かりやすく説明していきます。

くさかんむりに巴で「芭」の読み方

「芭」は音読みでは、「ハ」「バ」と読みます。

訓読みはありません。

「芭」の漢字の意味や解説

「芭」とは、「芭蕉(バショウ)」で、バショウ科バショウ属に分類されている常緑多年草の植物のことを意味しています。

「バショウ」は中国が原産とも言われています。

「バショウ」の草丈は、2mから5m程度あり、径は20㎝くらいで大型です。

葉は単葉で緑色の楕円形です。

葉の長さは1mから2mほど、幅は40㎝から50㎝くらいあり、大きな葉です。

「バショウ」の開花時期は8月から9月頃で、黄白色の長さ6㎝から7㎝程度の花が咲きます。

また、長さ6㎝くらいのバナナ状の実がなります。

実はなりますが、種子はほとんどできません。

「バショウ」は全草が薬草に利用されています。

さらに、「バショウ」の葉鞘の繊維が「芭蕉布」と呼ばれる布の材料になっています。

琉球諸島などで生産されています。

そして、「バショウ」は英語で「Japanese banana」「hardy banana」などと表記されています。

「芭」の地名や名前での使われ方

・『芭蕉』【ばしょう】
青森県五所川原市にある地名です。

・『芭露』【ばろう】
北海道紋別郡湧別町にある地名です。

・『東芭露』【ひがしばろう】
北海道紋別郡湧別町にある地名です。

まとめ

「芭」「くさかんむり」「巴」と書きますが、「くさかんむり」は漢字の冠の一つで、漢字では「草冠」と表記します。

草花に関することを表しています。

また、「巴」は音読みで、「ハ」、訓読みで「ともえ」「うずまき」と読んで、「ともえ」「うずまき」などを表しています。

言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。

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