くさかんむりに新と書く漢字には「薪」があります。
この記事では、「薪」の読み方を分かりやすく説明していきます。
くさかんむりに新で「薪」の読み方
「薪」は音読みで「しん」と読み、訓読みは「たきぎ」や「まき」と読みます。
「薪」の意味や解説
「薪」は燃料にする木を示す言葉であり、こちらは「たきぎ」や「まき」として様々な生活の場で使われています。
「たきぎ」や「まき」はどちらも燃料として使われるものであり、暖を取る目的から料理の加熱用など様々な場面で使うことが可能です。
「薪」を使った暖房器具として有名なものには「薪ストーブ」があり、こちらは通常「まき」と読みます。
「まき」と呼ばれる燃料は基本的に長期的な使用用途で作られているものが多く、安定した火力によって暖房器具や調理に多く使われています。
「たきぎ」と呼ばれるものは「まき」よりも短時間における火力や着火用に使われるものが多く、こちらは「焚き木」と書くことが可能です。
「薪」の熟語での使い方や使われ方
・『薪水』【しんすい】
「たきぎや水」のことであり、これらを拾ったり使用することから炊事の意味でも使うことが可能です。
・『薪炭』【しんたん】
「たきぎや炭」のことであり、燃料として様々な場面で使用することが可能です。
・『臥薪嘗胆』【がしんしょうたん】
「将来の勝利のために苦労すること」を表す四字熟語であり、こちらは中国の故事成語が語源です。
元々の意味は「復讐を成功させるために薪の上に寝たり、屈辱を覚えておくために胆を舐める」であり、現代では比喩表現として使われています。
まとめ
「薪」は「まき」や「たきぎ」と読む漢字であり、こちらは燃料にする木として様々場面で使われています。
古代から現代まで「薪」は暖房から料理まで幅広い用途に使用されています。