くさかんむりに高と木で「藁」の読み方とは?簡単に解釈

くさかんむりに高と木で「藁」の読み方とは? 読み方

くさかんむりに高と木と書く「藁」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「藁」の読み方と意味について解説します。

くさかんむりに高と木で「藁」の読み方

「藁」の読み方は音読みでは「コウ」、訓読みでは「わら」です。

「藁」の意味や解説

「藁」とは、「植物の茎を乾燥させたもの」を指す言葉です。

一般的には米や麦などイネ科の植物のうち実を収穫した後に残る茎部分を乾燥させたものを指します。

穀物の収穫後に残る副産物であり道具の原料として用いられたり燃料として燃やしたりなどいろいろな方法で利用されています。

近代に入るまでとても需要が高く建物の建材から履物まであらゆる用途に使用される生活に欠かせない貴重な物資でしたが技術の発達と共に代替として利用できる材料が増えたためにに利用は低下し現在収穫される「藁」の中で利用されるのは一部にとどまりほとんどは焼却処分です。

畜産においては家畜の寝床に敷いたり餌として与えたりなどさまざまな方法で利用される大切な資源です。

料理にも用いられカツオなどの魚を焼くときの燃料に使ったり大豆を包んで納豆を作ったりなどの方法で利用されています。

「藁」の熟語での使い方や使われ方

・『稲藁』【いなわら】
「稲から米を取った後に残るわら」を指します。
「藁」はもとになる植物によって大きさや性質が大きく異なります。
日本では主食として米が食べられていたことから「稲藁」が広く利用されており、一般的に「藁」といえば他の植物ではなく「稲藁」のことです。

・『藁苞』【わらづと】
「わらで包んだもの」を意味します。
複数本のわらを束ねて面状に形成し物体を包み込むようにして覆ったものを指す言葉です。
加熱した大豆を「藁」でくるんで作る納豆を「藁苞納豆」といいます。

まとめ

「藁」はひらがなで表記されることが多い言葉ですが漢字を使うことも少なくありません。

混乱しないよう正しい読み方と意味を知っておきましょう。

読み方
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