さんずいへんに及で「汲」の読み方とは?簡単に解釈

さんずいへんに及で「汲」の読み方とは? 読み方

さんずいへんに及と書く「汲」は何と読みどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「汲」の読み方と意味について解説します。

さんずいへんに及で「汲」の読み方

「汲」の読み方は音読みでは「キュウ」、訓読みでは「く?む」「ひ?く」です。

「汲」の意味や解説

「汲」とは、「液体をすくい上げること」「液体をたくさんある場所から特定の場所へと流して移動させること」を意味する言葉です。

手のひらや器を使ってたくさんある液体の一部をすくい上げる動作を「くむ」といいます。

「汲」は水などの液体をくむことを表す言葉で一部をすくい上げる動作のほか流れを作り出して液体を他の場所に移す行為も指します。

「液体を他の場所に移す」という意味から「お茶や酒など飲める液体を保存容器から飲むための容器へと移す」という意味でも使われる表現です。

たくさんある液体の一部をすくい上げて自分のものにする様子から転じて「相手の気持ちや事情を理解する」という意味でも使われます。

「汲」の熟語での使い方や使われ方

・『汲水』【きゅうすい】
「水をくむこと」を意味する言葉です。
¥ 川や池から水をくみ上げたり地面に穴を掘り井戸を作って地下水をくみ上げたりなど溜まった水をくみ上げる行為全般を指します。
¥ 酒や味噌など醸造して作られる食品の製造工程でもろみを作るのに使う水を差す意味もあります。

・『汲取』【くみとり】
「たまっているものをくみ上げて取ること」を指します。
¥ 一般的には非水洗式トイレを指す言葉です。

・『汲置』【くみおき】
「あらかじめ水をくんで貯めておくこと」「事前にくんでおいた水」を指します。

断水に備えてあらかじめくんで備えておく水などを表す言葉です。

まとめ

「汲」は日常的に使われる身近な言葉です。

水をはじめさまざまな液体に対して使う表現なので正しい意味と読み方を知っておきましょう。

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