この記事では、「涓」の読み方を分かりやすく説明していきます。
さんずいに口月で「涓」の読み方
「涓」は音読みでは、「ケン」と読みます。
また、訓読みで「しずく」、「わず(か)」と読みます。
「涓」の意味や解説
「涓」とは、「水のしずく」、「わずか」、「小さい流れ」などの意味があります。
「涓」は「さんずい」に「?」と書きますが、「さんずい」とは漢字の偏の一つで、水に関することを表しています。
また、「?」は音読みで「エン」と読み、「ぼうふら」、「蚊の幼虫」などを指しています。
さらに分解すると、「口」と「月」になります。
「口」は音読みで「ク」、「コウ」、訓読みで「くち」と読んで、「くち」や「数える言葉」を意味しています。
「月」は音読みで「ゲツ」、「ガツ」、訓読みで「つき」と読み、「つき」、「げつ」などの意味があります。
「涓」の熟語での使い方や使われ方
・『涓滴』【けんてき】
水のしずくのことを言います。
・『涓露』【けんろ】
露ほどの水のことを表しています。
・『涓埃之功』【けんあいのこう】
きわめて小さな功績と、そのためのきわめて小さい苦労のことのことを意味しています。
まとめ
「涓」と見た目が似ている漢字をいくつか挙げてみましょう。
「絹」は音読みで「ケン」、訓読みで「きぬ」と読み、「きぬ」、「きぬ糸」などの意味があります。
そして、「鵑」は音読みで「ケン」、訓読みで「ほととぎす」と読み、「杜鵑(トケン)」で、カッコウ目カッコウ科に属する鳥類の一種である「ホトトギス」のことを指しています。
言葉の読み方や意味を知ることで、より適切に使えるようになるでしょう。