さんずいへんに夷で「洟」の読み方とは?簡単に解釈

さんずいへんに夷で「洟」の読み方とは? 読み方

この記事では、「洟」の読み方を分かりやすく説明していきます。

さんずいにで「澗」の読み方

「澗」という漢字は訓読みでは「はな」「はなじる」「なみだ」と読み、音読みでは「イ」「テイ」と読みます。

「洟」の意味や解説

「洟」には「はな」「はなじる」「はなみず」「なみだ」という意味が含まれています。

「洟」は水が流れる象形である「さんずい」に紐の巻き付いた矢の象形である「夷」を組み合わせ、成り立った漢字です。

「洟」の熟語での使い方や使われ方

・『水洟』【みずぱな】
「水のように薄い鼻汁」を意味する言葉です。

・『青洟』【みずばな】
「子供などが垂らしている青い鼻汁」を意味する言葉であり、「青っ洟(あおっぱな)」とも表現されます。

・『洟提灯』【はなぢょうちん】
「風船上に膨らんだ鼻汁を提灯に見立てた表現」を意味する言葉です。

・『洟垂れ』【はなたれ】
「いつも鼻水を垂らしていることやそのような子供」「若くて、まだ経験が浅い者を嘲った語」を意味する言葉であり、「洟垂らし(はなたらし)」とも表現されます。

・『洟垂れ小僧』【はなたれこぞう】
「鼻水を垂らしている男児」「若くて、まだ経験が浅い者を嘲った語」を意味する言葉です。

・『洟啜り』【はなすすり】
「鼻水をすすること」「鼻水をすすりながら泣くこと」「すすり泣き」を意味する言葉です。

・『水っ洟』【みずっぱな】
「水のように薄い鼻汁」「みずはな」を意味する言葉です。

「洟」の慣用句の使い方

・『洟も引っ掛けない』【はなもひっかけない】
「見向きもしない」「眼中にも入れず、相手にしない」を意味する慣用句です。

まとめ

「澗」は訓読みでは「はな」「はなじる」「なみだ」と読み、音読みでは「イ」「テイ」と読む漢字です。

そして、「洟」には「はな」「はなじる」「はなみず」「なみだ」という意味が含まれています。

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