さんずいへんに専で「溥」の読み方とは?簡単に解釈

さんずいへんに専で「溥」の読み方とは? 読み方

この記事では、「溥」の読み方を分かりやすく説明していきます。

さんずいに専で「溥」の読み方

「溥」という漢字は訓読みでは「溥(あまね)し」「溥(おお)きい」「溥(し)く」「溥(ひろ)い」と読み、音読みでは「フ」「ホ」「ブ」「ハク」と読みます。

「溥」の意味や解説

「溥」には「あまねく」「広く行き渡る」「ひろい」「おおきい」という意味が含まれています。

「溥」は流れる水の象形である「さんずい」「専」を組み合わせて成り立った漢字です。

「あまねく」とは「もれなく、全てに及んでいる様」「広く一般に」という意味を含める言葉であり、漢字では「遍(あまね)く」「普(あまね)く」とも表記されます。

「溥」の名前での使われ方

・『愛新覚羅溥儀』【あいしんかくら ふぎ】
大清帝国第12代皇帝にして最後の皇帝です。

映画「ラストエンペラー」はこの「愛新覚羅溥儀」の生涯を題材にした映像作品になります。

・『山内溥』【やまうち ひろし】
任天堂株式会社取締役社長や取締役相談役を務めた実業家であり、ゲーム事業によって同社を世界に誇る企業へと発展させた中興の祖として知られています。

・『池田長溥』【いけだ ながひろ】
江戸時代後期の旗本です。

・『黒田長溥』【くろだ ながひろ】
江戸時代後期に筑前国福岡藩11代藩主を務めた大名です。

・『溝口直溥』【みぞぐち なおひろ】
江戸時代に越後国新発田潘11代藩主を務めた大名です。

まとめ

「溥」は訓読みでは「溥(あまね)し」「溥(おお)きい」「溥(し)く」「溥(ひろ)い」と読み、音読みでは「フ」「ホ」「ブ」「ハク」と読む漢字でした。

「溥」には「あまねく」「広く行き渡る」「ひろい」「おおきい」という意味が含まれており、主に人の名前に用いられています。

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