この記事では、「伶」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに令で「伶」の読み方
「伶」という漢字の音読みは「リョウ・レイ」で、訓読みは「さかしい・わざおぎ」になります。
「伶」という漢字を音読みの「レイ」と読む熟語・四字熟語には、「伶人(れいじん)。
王門伶人(おうもんれいじん)・百伶百利(ひゃくれいひゃくり)」などがあります。
「伶」の漢字の訓読みには知性が優れているさまを意味する「さかしい」もありますが、現代では「賢しい(さかしい)」の漢字が使われることが多くなっています。
「伶」の「わざおぎ」は古語の読み方で、現代の文章ではほぼ使われることはありません。
「伶」の漢字の意味や解説
「伶」の漢字には、「頭脳明晰であること・賢くて利口なさま」といった意味合いがあります。
「伶」の中心的な意味は、「頭が良かったり知性が高かったりして賢明であること」なのです。
「伶」を「わざおぎ」と訓読みする古語的な意味合いとして、「踊りを踊る人・音楽を演奏する楽人」もあります。
また「伶」は、「主人の世話をする召使い・大物ではない小物」といった古語の意味も持っています。
「伶」の熟語・四字熟語や地名での使い方
・『伶人』【れいじん】
「音楽を演奏する人・楽器の演奏を職務とする官吏・日本の明治時代に太政官の雅楽局に置かれた演奏をする公務員」を意味して使っている熟語です。
・『王門伶人』【おうもんれいじん】
「中世以前の王家に仕えていた音楽家・権力者に雇われて仕えた芸術家」の意味を持っている四字熟語です。
・『百伶百利』【ひゃくれいひゃくり】
「頭脳・知性・判断力が非常に優れていて賢いさま」を示している四字熟語になります。
・『伶人町』【れいにんちょう】
「大阪府大阪市天王寺区に実際に存在する地名」を意味しています。
まとめ
この記事では、にんべんに伶と書く「伶」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「伶」という漢字について詳しく知りたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。
