この記事では、「佛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
にんべんに弗で「佛」の読み方
「佛」という漢字は訓読みでは「ほとけ」や「さらぎ」と読み、音読みでは「ブツ」、「ホツ」、「ヒツ」、「ボチ」、「ビチ」、「ブチ」、「フツ」と読みます。
ちなみに、「仏」は「佛」の異体字になります。
「佛」の意味や解説
「佛」には「のほか」や「かすか」、「ぼんやりとした」、「ほとけ」や「仏陀」、「釈迦」、「悟りを開いた者」などの意味が含まれています。
「佛」は横から見た人の象形である「にんべん」に「弗」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。
「佛」での熟語での使い方や使われ方
・『阿弥陀佛』【あみだぶつ】
「西方浄土の教主であり、浄土宗や浄土真宗では本尊として扱われる仏」を意味する言葉です。
・『大念佛』【だいねんぶつ】
「大声で阿弥陀仏の名を唱えること、その法会」、「釈迦牟尼仏の名を唱えること、その法会」、「大念佛宗や大年佛寺の略称」を意味する言葉です。
・『南無阿弥陀佛』【なむあみだぶつ】
「阿弥陀仏に帰依する意味であり、浄土宗において阿弥陀仏による救済を願って唱える語」を意味する言葉です。
・『大佛餅』【だいぶつもち】
「焼き印で大仏の形を押した餅菓子」を意味する言葉です。
・『弥陀佛』【みだぶつ】
「阿弥陀佛の略語」を意味する言葉です。
まとめ
「佛」は訓読みでは「ほとけ」や「さらぎ」と読み、音読みでは「ブツ」、「ホツ」、「ヒツ」、「ボチ」、「ビチ」、「ブチ」、「フツ」と読む漢字です。
そして、「佛」には「のほか」や「かすか」、「ぼんやりとした」、「ほとけ」や「悟りを開いた者」などの意味が含まれています。