のぎへんに念で「稔」の読み方とは?簡単に解釈

のぎへんに念で「稔」の読み方とは? 読み方

この記事では、「稔」の読み方を分かりやすく説明していきます。

のぎへんに念で「稔」の読み方

稔は、音読みでじんやねん、にんと読む事が可能な漢字です。

更に訓読みでは、としとかつ、みのといった読み方が出来ます。

「稔」の意味や解説

漢字表記を見れば分かる様に稔は、のぎへんの横に念の漢字を付け足す事で成立した漢字です。

そんな稔は、みのりや穀物の実が熟する、としといった意味を所有しています。

漢字検定では準1級にあたる漢字であり、常用漢字には含まれていないため、現代では日常的に頻繁に使用する漢字ではなく、人名で見掛けたりする程度です。

「稔」の熟語での使い方や使われ方

・『稔性』【ねんせい】
「植物が受粉する事によって、果実を作る事が可能である」という意味や、「結実性を有する」という意味を表す言葉として使われています。

・『不稔性』【ふねんせい】
「植物が種子を生じる事が出来ない現象」を指し示す言葉として用いられているのです。

要するに生殖細胞の形成から受精までや、受精卵が発育して種子となる過程に異常が存在する事を、表現する言葉となっています。

・『一稔植物』【いちねんしょくぶつ】
「高等植物の中で、生存中にただ1度だけ花をつけて実を結び、枯死してしまう植物の総称」という意味で駆使される言葉です。

まとめ

のぎへんの横に念の漢字を加える事によって完成した稔は、音読みでじんやねん、にん、訓読みでみのとかとし、つという読み方が出来る漢字となっています。

加えて稔の漢字は、みのりや穀物が1回みのる期間、とし等の意味を所有しているのです。

ただし稔は、常用漢字外となっているので、新聞や雑誌、テレビといったメディアでは基本的に利用される漢字ではありません。

なので日常的に目にする機会は多くなく、主に人名として見掛ける程度だったりするのです。

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