やまいだれに志で「痣」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

やまいだれに志で「痣」の読み方とは? 読み方

やまいだれに志と書く「痣」は何と読みどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「痣」の読み方と意味について解説します。

やまいだれに志で「痣」の読み方

「痣」の読み方は音読みでは「シ」、訓読みでは「あざ」「ほくろ」です。

「痣」の意味や解説

「痣」とは、「皮膚の中で色が濃くなっているところ」を指す言葉です。

皮膚の一部に見られる変色した箇所を指します。

大きく分けて2つの意味があり1つは皮膚表面にある黒くて小さい点の「ほくろ」、もう一つは色素の沈着や内出血などで変色した「あざ」です。

ほくろとあざは皮膚表面に見える色の違う部分という意味では同じですが性質は全く異なります。

皮膚の表皮部分にメラニン色素が沈着してできる黒い点が「ほくろ」、皮膚の奥深くにある真皮に色素が定着してできるのが「あざ」です。

あざは色素の沈着だけではなく血管の異常増殖も原因になるほか、強く打ち付けて皮膚が破れず内部で出血が発生した時にできる皮下出血もあざと呼ばれます。

ほくろは皮膚の表面に近い部分にあるため切除可能ですがあざは皮膚の深い部分にあるため切除が難しく、血管の増殖でできたものも簡単には取り除けません。

現在はレーザーによる治療が広く用いられており以前に比べると治療の可能性は大きく向上しています。

「痣」の熟語での使い方や使われ方

・『赤痣』【あかあざ】
「赤い色のあざ」のことです。
赤みがかった色のあざ全般を指します。
血管の異常増殖が原因でできる種類のあざで正式名称を「単純性血管腫」といいます。
血管に含まれるヘモグロビンに反応するレーザーを使った治療が有効です。

・『青痣』【あおあざ】
「青い色のあざ」のことです。
真皮に色素が沈着してできる生まれつきのものと皮下出血でできる一時的なものの2種類があります。
皮下出血の場合は数日程度でなくなります。

まとめ

「痣」という言葉としては知っていても漢字は知らないという人は多いのでこの機会に憶えておきましょう。

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