この記事では、「悔」の読み方を分かりやすく説明していきます。
りっしんべんに毎で「悔」の読み方
「悔」という漢字は訓読みでは「悔(くや)しい」や「悔(く)いる」と読み、音読みでは「カイ」や「ケ」と読みます。
「悔」の意味や解説
「悔」には「くいる」や「くやむ」、「くい」という意味が含まれています。
「悔」は心臓の象形である「りっしんべん」に髪飾りをつけ、結髪する女性の象形である「毎」を組み合わせ、「心が暗くなる」や「くやむ」を意味する会意兼形声文字として成り立った漢字です。
「悔」を使った例文
・『私は元々勉強が苦手だったが、テストで悔しい思いをしたことから勉強に打ち込むようになった』
・『このような事態を見越して、しっかり対策をとっていなかったことが今でも悔やまれる』
・『悔いを残さないように、全身全霊で大会へ挑むつもりだ』
「悔」の熟語での使い方や使われ方
・『後悔』【こうかい】
「自分の行った行為を、失敗であったと後になって悔やむこと」を意味する言葉です。
・『懺悔』【ざんげ】
「神や仏の前で罪悪を告白し、悔い改めること」、「自分の罪を悔いて、他人に告白すること」などを意味する言葉です。
・『悔過』【けか】
「仏教用語において、罪や過ちを悔い改めること」や「罪報を免れるために、罪を懺悔し、仏前で行われる儀式」、「謝ること」や「謝罪」を意味する言葉です。
・『悔悟』【かいご】
「自分の行いが悪かったことを認め、後悔すること」を意味する言葉です。
・『悔恨』【かいこん】
「過ちを後悔し、残念に思うこと」を意味する言葉です。
まとめ
「悔」という漢字は訓読みでは「悔(くや)しい」や「悔(く)いる」と読み、音読みでは「カイ」や「ケ」と読む漢字でした。
そして、「悔」には「くいる」や「くやむ」、「くい」という意味が含まれています。