口へんに交で「咬」の読み方とは?簡単に解釈

口へんに交で「咬」の読み方とは? 読み方

「咬」口へんに交と書く「咬」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「咬」の読み方と意味について解説します。

「咬」口へんに交で「咬」の読み方

「咬」の読み方は音読みでは「コウ」「ヨウ」、訓読みでは「か?む」「かじ?る」です。

「咬」の意味や解説

「咬」とは、「上下の歯で挟み込むこと」を意味する言葉です。

上の歯と下の歯を顎関節で動かし近づけて合わせる動作を「かむ」といいます。

「咬」はかむことを表す言葉で一般的には力強くかむ様子に対して用いる表現です。

上下の歯を動かして合わせる体の動きを表す言葉ですが基本的には連続性がないただ一度きりのかむ動作を表し、口の中にある食べ物を細かくするためにモグモグと続けてかむような動作に対しては使いません。

一般的には食べ物を食べるためではなく動物が敵を攻撃するためにかみつく行為に対して使います。

「咬」の熟語での使い方や使われ方

・『咬合』【こうごう】
「上の歯と下の歯のかみ合わせ」を意味します。

かんだ時に上下の歯がどのように合わさっているのかを表す言葉で歯の位置や形が正常でないとズレが生じます。

・『咬傷』【こうそう】
「かまれてできた傷」を指します。

歯でかみつかれたことによってできた傷のことで、傷跡として歯型が残るような傷を表す言葉です。

獣や鮫など歯を武器に攻撃してくる生き物に襲われるとできます。

・『咬毒』【こうどく】
「かみついて注入する毒」のことです。

特定の動物は唾液に含まれる毒や口内にある毒腺から分泌する毒など相手にかみついて注入する毒を武器にします。

皮膚表面に分泌する毒や針で相手に刺す毒ではなく、かみついて相手の体内に注入する種類の毒を意味する言葉です。

まとめ

「咬」「噛」とほぼ同じ意味ですが連続性のない動作に対して用いるという違いがあります。

言葉の意味を正しく理解して使い分けましょう。

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