口へんに族で「嗾」の読み方とは?簡単に解釈

「嗾」の読み方とは? 読み方

この記事では、「嗾」の読み方を分かりやすく説明していきます。

口へんに族で「嗾」の読み方

嗾は音読みで、そうやしゅ、そく等と読む事が可能な漢字です。

訓読みでは、けしかやそそのかと読む事が出来ます。

「嗾」の意味や解説

文字表記を見れば即座に理解出来る事でしょうが嗾は、口へんの横に族の文字を付け足す事によって成立した漢字です。

そんな嗾は、そそのかすとかあおる、けしかえるといった意味を持っています。

総画数は14画で、漢字検定では1級レベルとなっていますが、常用漢字からは外れているのです。

そのため普段の生活の場で、この嗾を見掛けたり、使用する機会というのは余りなかったりします。

「嗾」の熟語での使い方や使われ方

・『使嗾』【しそう】
「人に指図する事で、悪事を行うように仕向ける事」「指図してそそのかす」といった意味の言葉として、使われているのです。

・『嗾ける』【けしかける】
「勢いづけさせて相手に対して攻撃させようとする事」とか「おだて上げて相手を思い通りに動かそうとする」といった意味の言葉として、用いられています。

・『嗾す』【そそのかす】
「おだてて悪い方へと誘い込む事」「早くそうする様にせき立てる」といった意味を、示すのです。

まとめ

口へんの隣に族の文字を組み合わせる事で完成した嗾は、音読みでそうやしゅ、さく等と読み、訓読みではそそのかやけしかと読む事が出来る漢字となっています。

更にそそのかすやけしかける、あおるという意味を所有する漢字となっているのです。

とはいえ嗾は、残念ながら現在の常用漢字には含まれてはいません。

お陰でテレビや新聞、雑誌等のメディア関連では、基本的に使用されていない漢字となっているのです。

なので日常生活の中で、嗾の漢字を使ったり目にする場面というのは、それ程多くはなかったりします。

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