手へんに卓で「掉」の読み方とは?簡単に解釈

「掉」の読み方とは? 読み方

この記事では、「掉」の読み方を分かりやすく説明していきます。

手へんに卓で「掉」の読み方

「掉」という漢字は訓読みでは「掉(ふ)る」「掉(ふる)う」と読み、音読みでは「チョウ」「トウ」「ドウ」「ダク」「ニョウ」「ニョク」「ナク」「ジョウ」と読みます。

「掉」の意味や解説

「掉」には「ふるう」「ふる」「振り動かす」という意味が含まれています。

「掉」は5本の指がある手の象形たる「手へん」に太陽と人、人の頭の象形である「卓」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「掉」の熟語での使い方や使われ方

・『掉尾』【ちょうび】
「物事が最後になってから勢いが盛んとなること」「最後」を意味する言葉です。

慣用読みで「とうび」とも読みます。

・『掉棒打星』【とうぼうだせい】
「現実的に不可能なことや無駄に労力を費やすこと」「物事が思い通りにならず、もどかしいこと」を意味する四字熟語です。

棒を振って夜空の星を落とそうとすることから生まれた表現であり、「棒を掉い星を打つ」とも読みます。

・『尾大不掉』【びだいふとう】
「臣下の力が大きくなりすぎると、君主がそれを統制することができなくなること」を意味する四字熟語です。

尾大は尾が大きいこと、掉は振り動かすことを意味し、尾が大きすぎると自分の力で尾を動かすことができないという意味から生まれた表現であり、「尾大掉わず(びだいふるわず)」とも読みます。

「掉」の地名での使われ方

・『掉ケ島』【そうかじま】
茨城県筑西市に所在する地名です。

まとめ

「掉」は訓読みでは「掉(ふ)る」「掉(ふる)う」と読み、音読みでは「チョウ」「トウ」「ドウ」「ダク」「ニョウ」「ニョク」「ナク」「ジョウ」と読む漢字でした。

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