この記事では、手へんに定で「掟」の読み方や意味を簡単に解釈します。
手へんに定で「掟」の読み方とは?
「掟」の漢字の音読みは「ジョウ・テイ」で、訓読みは「おきて・さだ(め)」です。
「掟」の意味
「掟」の漢字には、訓読みにある「おきて・さだめ」、すなわち「守るべきものとしてすでに定められている事項」の意味があります。
多くの場合は、この意味で使われています。
また、その他に「かねてからの心づもりや、計画」や「処置や処分、及び指図や命令等のとりしきること」の意味もあります。
最もよく使われる「おきて・さだめ」の意味では「法律」や「法度」も含まれますが、現在ではある会社や団体なのでの「組織やグループ内での決め事」の意味で使われることが多いと言えます。
「掟」の漢字の熟語での使い方や使われ方、および「掟」を使った慣用句
・『掟米』【おきてまい】
「江戸時代の小作料の名称」を意味する熟語です。
・『心掟』【こころおきて】
「心の持ちようや、心構え」や「心に思い定めておいたこと」を意味する熟語です。
・『鉄の掟』【てつのおきて】
「おきてや、さだめを意味する「掟」に「鉄の」と言う非常に硬いものの比喩の言葉を付けることで、何としても守るべきことや死守すべきこと」を意味する慣用句となります。
ちなみに、ここでの「掟」は先に現代の使い方として触れた通り、法律などではなく、組織やグループ内での決め事の意味で使われます。
・『掟破り』【おきてやぶり】
「上記の鉄の掟などを破ること、及び破った人のこと」を意味する慣用句です。
まとめ
「掟」の漢字の音読みは「ジョウ・テイ」で、訓読みは「おきて・さだ(め)」です。
また、その意味としては「おきて・さだめ」や「かねてからの心づもりや、計画」や「処置や処分、及び指図や命令等のとりしきること」等が挙げられます。