手へんに昔で「措」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

手へんに昔で「措」の読み方とは? 読み方

手へんに昔と書く「措」は何と読みどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「措」の読み方と意味について解説します。

手へんに昔で「措」の読み方

「措」の読み方は音読みでは「ソ」、訓読みでは「おく」です。

「措」の意味や解説

「措」とは、「安定するようにものを置くこと」を意味する言葉です。

その場に留まり続けるようしっかりと安定した状態で物を置くことを表します。

棚に荷物を乗せるような物理的に置くことを意味するほか「他のものを避けるようにおく」「ものの上に重ねておく」などの意味もあります。

物理的に物体を置くことだけではなく影響力を発揮し干渉することを表す意味でも用いられる表現です。

安定させるため物事に何らかの手立てをしたりふるまったりすることを指します。

「措」の熟語での使い方や使われ方

・『措置』【そち】
「物事を解決するため取り計らうこと」を意味します。

物事を解決するために講じる何らかの手立てや対処を表す言葉です。

・『措辞』【そじ】
「文章や詩歌における言葉の使い方」のことです。

詩歌や文章などの言葉を使った表現では言葉をどこに配置するか、どのような言葉を選択するかがとても重要です。

そのような言葉の置き方や選び方など表現としての言葉の使い方を意味します。

意味としては「文章力」「表現力」に近い部分もありますが、使う単語として何を選びどのように並べるのかなど具体的なテクニックとしての言語力を表します。

・『挙措』【きょそ】
「人に見られる動作の全般」を指します。

立ったり座ったり、話したり歩いたりなど特定の動きに限定しない全般的な動作を表す言葉です。

特別でない一般的な動作に対して用いる表現で「立ち居振る舞い」とほぼ同じ意味合いです。

まとめ

「措」はいろいろな意味をもつ言葉です。

使い方によって意味合いが大きく変わるのでそれぞれの読み意味と読み方を正しく理解しておきましょう。

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