手へんに白と書く漢字には「拍」があります。
この記事では、「拍」の読み方を分かりやすく説明していきます。
手へんに白で「拍」の読み方
「拍」は音読みで「はく」や「ひょう」と読み、訓読みは「拍つ」で「うつ」と読みます。
「うつ」は「打つ」と書くことが可能です。
「拍」の意味や解説
「拍」は手で叩くことや打つことを示す言葉であり、こちらは音を出す行為に対して使うことも可能です。
「拍」は色々な音やリズムを出すことを表す時にも使う言葉であり、音楽用語では「拍子」という使い方が有名です。
「三拍子」は強・弱・弱の拍を1つとしたリズムであり、「四拍子」は4拍を1つとしたリズムを表します。
「拍」はこれ以外にも手を打ち合わせて音を出す「拍手」がありますが、この漢字は「かしわで」と読むことが可能です。
「かしわで」は神様に向かって拝む時にする行為であり、手を合わせて打ち鳴らすことから参拝などでよく使われています。
「拍」の熟語での使い方や使われ方
・『脈拍』【みゃくはく】
「心臓が拍動するリズム」を示す言葉であり、一定時間内の回数を示したものは「心拍数」と呼ばれています。
この「心拍数」は体調の変化によって上下するものであり、「脈拍」を含めた身体の生命状態を調べることは「バイタルチェック」と呼ばれています。
・『拍手』【はくしゅ】
「両手を打ち合わせて音を出す」ことであり、こちらは特に賛同や賛成を表す時に使います。
・『拍車』【はくしゃ】
「馬術に使う馬具」を表す言葉であり、こちらは馬へ推進を命令する目的で使います。
このことから「拍車」は物事を加速することや推進することを表す時にも使われます。
まとめ
「拍」は手で叩くことや打つことを表す言葉であり、リズムや音を出す時にも使うことが可能です。
「拍」は音楽用語に使われる「拍子」や賛成を示す「拍手」などが有名です。