日へんに廣と書く漢字には「曠」があります。
この記事では、「曠」の読み方を分かりやすく説明していきます。
日へんに廣で「曠」の読み方
「曠」は音読みで「こう」と読み、訓読みは「曠らか」で「あきらか」、「曠い」で「ひろい」、「曠しい」で「むなしい」と読みます。
「あきらか」は「明らか」、「ひろい」は「広い」、「むなしい」は「虚しい」や「空しい」と書くことが可能です。
「曠」の意味や解説
「曠」は物事が明らかな様や明白なことを示す時に使う言葉です。
こちらは「曠らか」で「あきらか」という使い方をしますが、一般的には「明らか」の方を使います。
「曠」はこれ以外にも場所や事柄が広いことや大きい様を示す時にも使うことが可能です。
「曠」は空間的な広さを示す以外にも、時間が遠いことを表す時にも使います。
さらに「曠」は物事や心が空虚なことを表す時にも使います。
「曠」の熟語での使い方や使われ方
・『曠野』【あらの】
「荒れ果てている場所や平野」を表す言葉です。
「曠野」は人気がない場所や寂しい場所を示す時に使う言葉であり、こちらは「荒野」と書くことが可能です。
「荒野」は「こうや」と読む言葉であり、こちらは広い野や自然が生い茂る場所を表します。
・『曠世』【こうせい】
「世の中でも非常に稀なものや存在」を表す言葉です。
非常に珍しいものや稀代の傑作を表す時にも使います。
・『曠然』【こうぜん】
「物事や空間が広々としていること」であり、こちらは具体的な場所や空間以外にも人の心を表す時にも使うことが可能です。
「曠然」は物事にこだわらない性格や広々とした心を表す時に使います。
まとめ
「曠」は物事が明らかな様や、時空間が広いこと、虚しいことを示す時に使う言葉です。
「曠」は難しい漢字であり、「曠らか」は「明らか」、「曠い」は「広い」の方を一般的には使います。