日へんに王と書く「旺」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。
今回は、「旺」の読み方と意味について解説します。
日へんに王で「旺」の読み方
「旺」の読み方は音読みでは「オウ」、訓読みでは「盛ん」です。
「旺」の意味や解説
「旺」とは、「さかんであること」または「美しい光を放つさま」を意味する言葉です。
勢いがあったり行動的だったりなどエネルギッシュでバイタリティーに満ち溢れている様子を表します。
他と比べて勢いの程度が高く力強い様子を表す際に用いられ、基本的にはさかんであることを肯定的にとらえる表現です。
元々は太陽が光り輝く様子を表す言葉であり太陽が力強く輝いて大地を明るく照らす様子から転じて「力に満ちあふれていてさかんなこと」と言う意味で使われています。
数が多かったりサイズが大きかったりといった物理的なことではなく活発だったり好調だったりといった内面から湧き出る生命力のような力強さに対して用いられる表現です。
波や勢いなど目に見えない力強さに対して用いることが多く、具体的な数字よりも皮膚感覚で感じられるエネルギーの盛大さを強調しています。
「旺」の熟語での使い方や使われ方
・『旺盛』【おうせい】
「力強く活動的であること」を意味する言葉です。
ある行為に対して意欲に満ち溢れ積極的であるさまを表し、特に好奇心や食欲など人の内面から湧き出る欲求のエネルギーが十分なことに対して用いる表現です。
・『旺然』【おうぜん】
「物事が活発な状態にありさかんなさま」を表します。
勢いがあり物事を進めようとする前向きな気持ちが強いさまに対して使う言葉です。
人の体力や気力を表すほか社会の勢いや企業の成長力、自然の脅威など人ではない大きな物事に対しても用いられます。
まとめ
「旺」はさまざまな熟語の形で広く使われています。
日常的に使われている言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。
