月へんに力と書く漢字には「肋」があります。
この記事では、「肋」の読み方を分かりやすく説明していきます。
月へんに力で「肋」の読み方
「肋」は音読みで「ろく」と読み、訓読みは「あばら」と読みます。
「肋」の意味や解説
「肋」は胸部にある骨を示す言葉であり、こちらは内臓を保護する役割を持っています。
この部分のは「あばら」と呼ばれており、こちらは左右で12対となっているのが特徴です。
この「あばら」に存在する骨は「あばら骨」や「肋骨」と呼ばれており、こちらは脊柱動物に存在するものして有名です。
脊椎動物以外では魚類にも「肋骨」が存在しており、こちらは2つのタイプが存在します。
この他にも両生類や爬虫類、鳥類、哺乳類の「肋骨」はそれぞれ形状が違います。
食用となる肉には色々な部位がありますが、「あばら」付近の肉は「バラ肉」として有名です。
「肋」の熟語での使い方や使われ方
・『肋骨』【ろっこつ】
「胸部付近にある骨」を示す言葉であり、外的な衝撃から内臓を守る役割を果たしています。
こちらは左右で12対となっており、衝撃や怪我の程度によっては複数骨折する場合があります。
・『肋筋』【あばらきん】
「せん断補強を目的とした鉄筋コンクリートの補強筋」を表す言葉であり、建築用語として使われます。
・『肋肉』【ばらにく】
「食用のお肉におけるバラ肉」のことであり、通常は「バラ肉」や「ばら肉」と表記されます。
まとめ
「肋」は胸部にある骨を示す言葉であり、内臓を外的な衝撃から守る役割を果たしています。
この部分にある骨は「肋骨」と呼ばれており、脊椎や胸骨と共に胸郭を構成しています。
食用の肉における肋骨の部分は「バラ肉」と呼ばれており、様々な料理に活用されていることで有名です。