この記事では、「胖」の読み方を分かりやすく説明していきます。
月へんに半で「胖」の読み方
「胖」という漢字の音読みは「ハン」で、訓読みは「ゆたか」になります。
「胖」の漢字は「肥胖(ひはん)」という漢語的な熟語において、音読みの「ハン」と読むことができます。
また「胖」の漢字が使用されている四字熟語として「心広体胖(しんこうたいはん)」というものもあり、この四字熟語でも音読みの「ハン」の読み方をします。
「胖」の漢字は「人名・名前」において、「ゆたか」という訓読みがされることもあります。
「胖」の漢字の意味や解説
「胖」の漢字の原義は、「半分に切り分けられた肉・宗教的祭儀のための供え物にされた肉」という意味になります。
「胖」という漢字は、「供犠とされた半身の肉やあばら肉」を意味しているのです。
さらに「胖」の持っている意味として、「ゆたかでおおらかなさま・ゆたかでのびやかなさま」も挙げることができます。
「胖」の意味は、「ふとること・ふとっているさま」といった意味合いでも解釈することができます。
「胖」の熟語や名前での使われ方
・『胖』【ゆたか】
「胖という漢字が使われている名前」になります。
「胖」には「ゆたか・おおらか・のびやか」といったポジティブな字義があるので、人名漢字として使われる場合があるのです。
「胖」という下の名前を持つ人に日本の心理学者の「佐伯胖(さえきゆたか)」などがいます。
・『肥胖』【ひはん】
「太っているさま・肥えている状態」を意味して使われている熟語です。
・『心広体胖』【しんこうたいはん】
「心が広くて寛容な人は、体も大きくて落ち着いた雰囲気を持っていること」を意味している四字熟語です。
古代中国で書かれた四書五経の一つである「大学」が出典になっています。
まとめ
この記事では、月へんに半と書く「胖」の読み方・意味・使われ方を詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「胖」という漢字について詳しく知りたいときには、この記事の解説を参考にしてみてください。
