木へんに全で「栓」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに全で「栓」の読み方とは? 読み方

木へんに全と書く「栓」は何と読みどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「栓」の読み方と意味について解説します。

木へんに全で「栓」の読み方

「栓」の読み方は音読みの「セン」のみで訓読みは無く読み方はひとつだけです。

「栓」の意味や解説

「栓」とは「穴を塞ぐために使うもの」を指す言葉です。

水抜きの穴や容器の注ぎ口など穴の開いた部分にはめて塞ぎ封印するために使うものを指します。

容器に使う場合は中のものが外部に流出するのを防ぐと同時に外からの異物混入を防ぐ防壁として機能します。

風呂の穴などを塞ぐのに使う「栓」は液体を内部に留めておくためのものです。

外部に流出しないよう塞いでおくだけでなく外部に効率よく排出したい時は穴から外せば簡単に空になるように作られています。

「栓」の熟語での使い方や使われ方

・『抜栓』【ばっせん】
「栓を抜くこと」を意味します。

穴にはめ込まれていた「栓」を穴から引き抜いて取り外す行為を指します。

・『開栓』【かいせん】
「栓を外して開けること」を意味する言葉です。

酒瓶やジャムの瓶など保存のための封印として取り付けられていた栓を外してて開封することを指します。

封印を解く事を指す言葉なので最初に栓を開ける時にのみ使える表現です。

飲みかけの酒に栓をしておくなど一度外した栓をもう一度取り付けてから外したとしても「開栓」には当たりません。

・『血栓』【けっせん】
「血管内で凝固し血流を阻害する血のかたまり」を指す言葉です。

血液の流れを阻害する「栓」になってしまう血の塊を指す言葉で完全に血管を塞いでいないものでも血流に影響を与えている血のかたまりは「血栓」と呼ばれます。

まとめ

「栓」は我々の身の回りにもある身近なものなので正しい読み方と意味を知っておきましょう。

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