木へんに宗で「棕」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

木へんに宗で「棕」の読み方とは? 読み方

この記事では、「棕」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに宗で「棕」の読み方

「棕」は音読みでは、「シュ」「ソウ」と読み、訓読みはありません。

「棕」の意味

「棕」「棕櫚(しゅろ)」で、ヤシ目ヤシ科シュロ属に分類される常緑高木のことを意味しています。

「棕櫚」「和棕櫚(わじゅろ)」とも呼ばれます。

「棕櫚」は雌雄異株で、開花時期は5月から6月頃です。

雄花は薄い黄色で、雌花は薄い緑色で、両方に花がつきます。

果実は熟すと黒緑色になります。

「棕櫚」の葉は緑色で、扇状になっていて、先端部分から裂けています。

「棕櫚」の種子を野鳥が運んでいき、別の場所で野生化しているのを見かけることがあります。

「棕」「木」「宗」と書きますが、「木」「き」「もく」「立ち木」「ざいもく」などの意味があります。

また、「宗」「祖先」「おおもと」「宗教」などを表しています。

「棕」の例文や使われ方

・『棕櫚の樹高は3mから7mあります』
・『棕櫚の葉鞘は耐久性、耐水性があるので、シュロ縄、ホウキ、タワシに使われています』
・『棕櫚の葉と種子は薬用に用いられています』

まとめ

「棕櫚」は庭先などでもよく見かける樹木です。

「棕櫚」は見た目が南国のイメージがあるかもしれませんが、耐寒性があります。

氷点下15℃以下であれば、葉が折れないように雪囲いなどをすれば、降雪地帯でも越冬することができます。

「棕」が含まれる名字の方は、「棕沢・(たらさわ)」「棕澤(たらさわ)」さんがいらっしゃいます。

そして、「棕」と似ている漢字には、「?」「淙」「?」「?」、または、「琮」などがあります。

言葉の読み方や意味を知って、適切に使えるようにしていきたいものです。

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