木へんに魚日で「櫓」の読み方とは?簡単に解釈

木へんに魚日で「櫓」の読み方とは? 読み方

この記事では、「櫓」の読み方を分かりやすく説明していきます。

木へんに魚日で「櫓」の読み方

「櫓」という漢字は訓読みでは「おおだて」「やぐら」と読み、音読みでは「ロ」「ル」と読みます。

「櫓」の意味や解説

「櫓」には「ろ(和船を漕ぐための道具)」「櫂(舟を漕ぐための道具)」「やぐら」「物見やぐら」「おおだて(大きな楯)」という意味が含まれています。

「櫓(ろ)」は人力によって舟を漕ぎ進めるための船具であり、水をかくための脚部と手で握る腕部がへの字に継いであるのが特徴です。

「櫂(かい)」「櫓」と同じく、人力で舟を漕ぎ進めるための船具であり、棒の先端が翼状に加工してあるのが特徴です。

「櫓(やぐら)」は古代日本における建造物や構造物の名称であり、武器の格納庫としてや、偵察、高所からの射撃のためなどに用いられていたそうです。

「櫓」の熟語での使い方や使われ方

・『隅櫓』【すみやぐら】
「城郭の隅に立てた櫓」を意味する言葉です。

・『高櫓』【たかやぐら】
「高く築いた櫓」を意味する言葉です。

・『船櫓』【ふなやぐら】
「和船、軍船の船上に設けられた櫓」を意味する言葉です。

・『物見櫓』【ものみやぐら】
「遠くを見渡すために設けられた櫓」を意味する言葉です。

「櫓」の地名での使われ方

・『北桧山区太櫓』【きたひやまくふとろ】
北海道久遠郡せたな町に所在する地名です。

・『前沢櫓前』【まえさわやぐらまえ】
岩手県奥州市に所在する地名です。

・『米山町櫓場』【よねやまちょうやぐらば】
宮城県登米市に所在する地名です。

まとめ

「櫓」は訓読みでは「おおだて」「やぐら」と読み、音読みでは「ロ」「ル」と読む漢字でした。

そして、「櫓」には「ろ」「櫂」「やぐら」などの意味が含まれています。

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