王へんに冊と書く漢字には「珊」があります。
この記事では、「珊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
王へんに冊で「珊」の読み方
「珊」は音読みで「さん」と読み、訓読みは存在しません。
「珊」とよく間違えられる漢字には「柵」があり、こちらは音読みが「さく」と読み、訓読みは「やらい」や「しがらみ」、「とりで」と読みます。
「珊」の意味や解説
「珊」は主に「珊瑚」ということばで使われます。
「珊瑚」は「さんご」と読む言葉であり、こちらは刺胞動物として海に生息しているのが特徴です。
「珊瑚」は表面が固い骨格で覆われていることから植物と間違える人が多く存在します。
「珊瑚」は刺胞動物でありながら体内に藻類を共生させているものも存在しており、光合成産物を供給してもらいサンゴ礁を形成します。
このサンゴ礁は外見が綺麗なことから観光スポットとしても人気がありますが、見た目の美しさから海の宝石とも呼ばれていることで有名です。
「珊」の熟語での使い方や使われ方
・『珊瑚』【さんご】
「海に生息する刺胞動物」を表す言葉であり、見た目が非常に綺麗なことから観光スポットとして人気です。
「珊瑚」の主成分は炭酸カルシウムであり、こちらは食品添加物や人口骨の素材としても使われています。
・『珊瑚礁』【さんごしょう】
「珊瑚が積もって形成された岩礁」であり、主に熱帯や亜熱帯に存在しています。
「珊瑚礁」は裾礁や堡礁、環礁に分類されます。
・『珊瑚海』【さんごかい】
「オーストラリア北東の海」を示す言葉です。
西側に存在する「グレートバリアリーフ」は世界最大の珊瑚礁地帯として有名です。
まとめ
「珊」は主に「珊瑚」を表す時に使う言葉です。
「珊瑚」は刺胞動物であり、独特な「珊瑚礁」を形成するのが特徴です。
「珊瑚」の見た目は綺麗なことから宝石としても使われていました。
