王へんに奇で「琦」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに奇で「琦」の読み方とは? 読み方

この記事では、「琦」の読み方を分かりやすく説明していきます。

王へんに奇で「琦」の読み方

「琦」という漢字は音読みでは「キ」「ギ」と読み、訓読みでの用法はありません。

「琦」の意味や解説

「琦」には「美しい玉」「珍しい玉」「珍しい様」「奇特な様」「優れている」「美しい」「大きい」という意味が含まれています。

「琦」は3つの玉に紐を縦に通した象形である「王」「奇」を組み合わせて成り立った漢字です。

「琦」の熟語での使い方や使われ方

・『瑰意琦行』【かいいきこう】
「考えや行いが普通の人と比べ、極めて優れていること」を意味する四字熟語です。

「瑰意」は極めて優れている心、「琦行」は普通と異なる優れた行いという意味を表しています。

「琦」の名前での使われ方

・『韓琦』【かんき】
中国の北宋で政治家を務めた人物です。
仁宗、英宗、神宗3代に仕え、范仲淹と並んで韓范と称されています。
北宋で宰相となった王安石の新法に反対したことで有名です。

・『劉琦』【りゅうき】
中国後漢時代の人物であり、荊州を治めていた劉表の長男です。
慈悲や孝行に溢れていたことから、当初は劉表より寵愛を受けていました。
しかし、弟である劉琮との後継争いが起きると、策略によって、劉表から遠ざけられるようになってしまいます。
身の危険を感じた劉琦は三国時代の天才軍師として名高い諸葛亮に相談し、江夏へと落ち延びました。

・『源琦』【げんき】
唐美人画や花鳥画に長けた江戸時代の画家であり、長沢蘆雪と並んで、円山応挙の門下として二哲と称されています。

まとめ

「琦」は音読みで「キ」「ギ」と読む漢字です。

そして、「琦」には「美しい玉」「珍しい玉」「珍しい様」「奇特な様」「優れている」「美しい」「大きい」という意味が含まれています。

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