王へんに小貝で「瑣」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに小貝で「瑣」の読み方とは? 読み方

王へんに小貝と書く「瑣」は何と読みどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「瑣」の読み方と意味について解説します。

王へんに小貝で「瑣」の読み方

「瑣」の読み方は音読みでは「サ」、訓読みでは「ちい?さい」「つら?なる」「くさり」です。

「瑣」の意味や解説

「瑣」とは、「小さくて細かいこと」を意味する言葉です。

サイズが大きくなく小さくて細かい様子を表します。

対象として認識するにはあまりにも小さいものや細すぎて扱えないものなどを表すことから転じて「価値がない」「くだらない」「わずらわしい」といったような小ささをネガティブに捉える意味合いでも使われる言葉です。

一般的には小さいものがぽつんと一つあるだけの様子ではなく大きいものが砕けて小さくなったような細かいものがたくさんある状態を表すことが多く、小さいものが一つに集まり連なっている様子や小さなパーツが連なって作られた「くさり」という意味でも使われます。

「瑣」の熟語での使い方や使われ方

・『瑣末』【さまつ】
「小さくて価値がないこと」を意味します。
重要な大きいことに対して小さくて重要ではないことを表す意味で使う言葉です。
かけらや破片など物理的に小さいものを表す意味もありますが、基本的には問題や課題など物理的な形のないものの中で重要性の低いものを表す意味で使います。

・『煩瑣』【はんさ】
「細かくてわずらわしいこと」を指します。
書類の記入欄が多かったり詳しくチェックしたりなどうんざりするような細かさを表す言葉です。
複雑な手続きや面倒な手順などに対して用いる表現です。

・『瑣談』【さだん】
「どうでもいいような細かい話」のことです。
聞く価値がないつまらない話を指します。

まとめ

「瑣」はさまざまな物事の小ささや細さを表している言葉です。

熟語で使うことが多いので正しい意味を知っておきましょう。

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