王へんに留で「瑠」の読み方とは?簡単に解釈

王へんに留で「瑠」の読み方とは? 読み方

王へんに留と書く「瑠」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「瑠」の読み方と意味について解説します。

王へんに留で「瑠」の読み方

「瑠」の読み方は音読みでは「ル」「リュウ」で訓読みはありません。

「瑠」の意味や解説

「瑠」とは、「青色をした宝石の一種」を指す言葉です。

美しく深みのある青色をした宝石の一種で大海のごとき深い青色の石を表します。

仏教の聖典である仏典には七宝という七つの宝が示されていますが七つの宝の一つに数えられている価値の高い石が「瑠」です。

現代では七宝といえば金属の素地にガラスの釉を焼き付けて作る焼き物の一種を指しますが、これは仏典で示される七宝のように美しいと言う比喩から名付けられた名称であり本来の七宝とは別物です。

元々は特定の鉱石や宝石を指す言葉ではなく青い色をして美しい石全般を指す言葉として使われていましたが美しく青い石を指すことから転じて光の当たり方によって青く見えるガラス類の総称としても使われるようになります。

材質や種類ではなく見た目が青くて美しい鉱物由来のものを表す意味で用いられる表現です。

「瑠」の熟語での使い方や使われ方

・『瑠璃』【るり】
「ラピスラズリの和名」です。
青金石を主成分とする鉱物の一種であるラピスラズリは深い青が美しい不透明の宝石です。
青金石のほか方ソーダ石や藍方石など複数の鉱物によって構成される半貴石であり、宝石質の石としては珍しく不純物や内包物によって生まれる模様を楽しむ石であるラピスラズリにはその深く青い美しさから「瑠璃」という和名が与えられています。

・『浄瑠璃』【じょうるり】
「三味線を伴奏に太夫の語りを聞かせる古典音曲」を意味します。
一般的には人形の動きに合わせて物語を語って聞かせる「人形浄瑠璃」が有名です。

まとめ

「瑠」は単独で使われることは少なくほとんどが熟語の形で用いられています。

いろいろな言葉で使われるのでそれぞれの意味と読み方を知っておきましょう。

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