王白石で「碧」の読み方とは?使い方など簡単に解釈

王白石で「碧」の読み方とは? 読み方

この記事では、「碧」の読み方を分かりやすく説明していきます。

「碧」の正しい読み方は「あお」と「みどり」どちら

「碧」という感じは音読みでは【ヘキ】になります。

海の色を表現する時に使われる「紺碧」は【コンペキ】と発音します。

さて問題となるのは訓読みです。

「碧」は【あお】とも【みどり】とも読めるからです。

正しい読み方の結論

さて「碧」という漢字は【あお】と読むべきかそれとも【みどり】と読むべきか、どちらが正しいのでしょうか。

結論を言うと【あお】でも【みどり】でも正解です。

しかし一般的には【あお】の読み方の方が普及しています。

また最近ではこの「碧」を使った名前の【アオイ】君や【アオイ】ちゃんもいます。

「碧」の意味

「碧」の漢字は美しい青緑色の石を意味する漢字です。

この感じが【あお】とも【みどり】とも読めることからもわかるように、緑色と青色の中間にある色を示します。

別の言葉で表現するなら「青緑色」が近いでしょう。

そのためにある物の色が「碧」と表現されている時に、その色がより青色に近い強い場合では【アオ】と読み、どちらかと言えば緑色に近い場合には【ミドリ】と読むのが一般的です。

「碧」の言葉の使い方や使われ方

・『碧玉』【ヘキギョク】
「青色系または緑色系の美しい石」のことです。
またこの石のように美しい色をした空や海を表す時にも使う言葉。

・『一碧』【イッペキ】
「空や海、湖などが一面に渡り青く広がっている様子」を表す言葉。
また青い空と海が水平線で一つになっているのを「水天一碧」【スイテンイッペキ】と言う。

・『碧眼』【ヘキガン】
「青味がっかった色をした目」のこと。
欧米人にこの青い目をした人が多いので、かつての日本では『碧眼』は欧米人を意味するのに使用されていました。

まとめ

「王(玉)」「白」「石」の3つ漢字から成る「碧」と言う漢字は、元来は美しい石(宝石)を意味する漢字でした。

そしてこれが青緑色をした美しい石を表すようになったために、【あお】と【みどり】のふた通りの読み方が存在しているのです。

読み方
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