糸へんに世で「紲」の読み方とは?簡単に解釈

糸へんに世で「紲」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

皆さんは「紲」という漢字を目にした事はあるでしょうか。

あまり見る機会がない漢字かと思われます。

この記事では、「紲」の読み方を分かりやすく説明していきます。

糸へんに世で「紲」の読み方

この漢字は、音読みで「セツ」、訓読みで「きずな」「つな(ぐ)」と読みます。

「きずな」「絆」と使われる事が多いですが「紲」とも書かれるとは、知らない方が多そうな印象です。

珍しい使われ方でしょう。

「紲」の漢字の意味や解説

「紲」「絆」と意味がほぼ同じで、親しい人同士の信頼関係から生まれる強い結び付きを意味しますが、飼っている馬や罪を犯した人間が勝手に動き回らないよう脚を固定する縄の意味もあります。

元はこの意味だったようで、そこから転じて人との確固な関係を意味するようになったとの事です。

「きずな」とは親しみやすく美徳のような印象がありますが、元の意味は離れられない足枷のような、重々しい物だったのだそうです。

「紲」の熟語での使われ方

・『羈紲』(きせつ)馬の顔に固定する轡を結びつけている手綱の紐の事です。

漢検1級の四字熟語に「羈紲之僕」という言葉があり、主君が旅する際、主君に携わり馬を動かす付き人を意味しています。

・『縲紲』(るいせつ)罪を犯し捕らえられ、身動きができないよう綱で縛り付ける事を意味します。

「縲」は縄の意味で、「紲」は縛る意となっています。

・『紲袢』(せっぱん)中国では夏に着る薄い生地の肌着を表しています。

『詩経』という中国の古い詩篇等に見られている熟語です。

日本では和服の下に着る「襦袢」のような物です。

まとめ

漢字だけ見ると意味が想像しにくい「紲」ですが「絆」と同じ「きずな」だと分かれば覚えやすいでしょう。

古い小説にも出てくるので、もし見たら「絆」と同じ意味の漢字と認識すると記憶に残るかもしれません。

ただ、現在ではあまり見られない漢字のようです。

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