この記事では、「絞」の読み方を分かりやすく説明していきます。
糸へんに交で「絞」の読み方
絞は、音読みでこうと読まれる漢字です。
訓読みでは、しぼやし、くびと読む事が出来ます。
「絞」の意味や解説
漢字表記を見れば直ぐに理解出来る様に絞は、糸へんの横に交を付け加える事によって成立している漢字です。
そんな絞は、しめるとかくびる、紐等でしめつけるといった意味を所有しています。
更に漢字検定では3級クラスであり、常用漢字にも含まれている漢字です。
お陰で絞は、日常生活の中でもそれなりに見掛ける機会がある漢字の1つ言えます。
「絞」の熟語での使い方や使われ方
・『絞首刑』【こうしゅけい】
「死刑の1種であり、罪人の首を絞める事によって殺す刑罰」を意味する言葉として、使われています。
・『絞罪』【こうざい】
「罪人の首を絞める事によって殺す刑」という意味で使われる言葉です。
他にも「絞首刑にあたる罪」といった意味の言葉としても、駆使されています。
・『絞殺』【こうさつ】
「紐等の細長い物を使って首を絞めて殺害する事」といった意味を持つ言葉として、用いられているのです。
まとめ
糸へんに交の漢字を付け足す事によって完成した絞は、音読みでこう、訓読みでくびとかし、しぼという意味を有する漢字となっています。
しめるやしぼる、くびるに紐でしめつける等の意味がある漢字として、使われているのです。
しかも絞の漢字自体は常用漢字に含まれているため、雑誌や新聞といったメディアにおいても、見掛ける事が出来る漢字となっています。
そのため現代人にとっては、この絞の漢字を普段の生活の中で目にする事は特に珍しくはなく、それなりに馴染みのある漢字と言えるのです。
ただし絞殺といった言葉を見れば分かる様に、犯罪に関連した用語として見掛ける事が多くなっています。