糸へんに又4つで「綴」の読み方とは?簡単に解釈

糸へんに又4つで「綴」の読み方とは? 読み方

糸へんに又4つと書く「綴」は何と読みどんな意味を持つのでしょうか。

今回は、「綴」の読み方と意味について解説します。

糸へんに又4つで「綴」の読み方

「綴」の読み方は音読みでは「テイ」「テツ」、訓読みでは「つづ?る」「と?じる」です。

「綴」の意味や解説

「綴」とは、「つなぎわせること」を意味する言葉です。

異なるもの同士をつなぎ合わせて一つにまとめたりバラバラのものをつないで形にしたりすることを指します。

紙に穴を開けて紐や糸などで結び冊子状にする行為を「とじる」といい、「綴」はそのような別々のものを一つにまとめて綴じる行為を表します。

その他にも「文字を書いたり書いた文字を連ねて文章にする」という意味でも使われる言葉です。

これは1本では何の意味もない線を組み合わせて形にして文字を作る、という所に由来した意味合いです。

線を組み合わせて文字を作り文字の組み合わせで文章や詩などを作ることを表します。

言葉の意味からも分かるように手と筆記用具を使って文字を書いて言葉を作る時に使われる表現であり、文字は書かず口にするだけの場合は口述筆記などの例外を除き基本的に使いません。

「綴」の熟語での使い方や使われ方

・『綴代』【とじしろ】
「綴じてまとめるために使う余白部分」のことです。

紙などをまとめて綴じるときに穴を開けたりのり付けしたりする余白部分を指します。

綴じることを前提に紙を裁断する場合はあらかじめ余白部分を確保し完成した時のサイズよりも大きめに裁断します。

・『綴紐』【とじひも】
「紙をとじるのに使う紐」を指します。

紙に開けた穴に通し結んで使います。

文房具店で販売されている文具の一種です。

まとめ

「綴」は離れたものを一つにするという意味があります。

さまざまな意味で使われる言葉ですが基本となる意味は共通しているので元々の意味をきちんと知っておくと派生した意味の理解がはかどります。

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