糸へんに専と書く漢字には「縛」があります。
この記事では、「縛」の読み方を分かりやすく説明していきます。
糸へんに専で「縛」の読み方
「縛」は音読みで「ばく」や「はく」と読み、訓読みは「縛る」で「しばる」、「縛める」で「いましめる」と読みます。
「いましめる」はこれ以外にも「戒める」や「誡める」と書くことが可能です。
「縛」の意味や解説
「縛」は物体や人をしばる時に使う言葉であり、自由を奪うことやいましめる時にも使います。
人間関係において相手の行動を制限したり自由を奪う言葉としては「束縛」があり、こちらは親子関係から恋人関係などに使われます。
「束縛」は相手に対する独占欲から生まれる対応であり、個人によって程度や深さが変化するのが特徴です。
「縛」にはいましめるという意味があり、こちらは悪いことや間違いを起こさないように注意することを示します。
この場合の「縛」は「束縛」と違いポジティブな意味で使うことも可能です。
「縛」の熟語での使い方や使われ方
・『束縛』【そくばく】
「相手の行動を制限して自由を奪うこと」であり、こちらは深い関係性の間で発生するのが特徴です。
特に恋愛関係における「束縛」は深くなると相手に悪印象を与えるケースもあります。
・『呪縛』【じゅばく】
「まじないや呪いを掛けて動けなくすること」を表す言葉であり、宗教的な儀式や非科学的な行為を用いるのが特徴です。
「呪縛」は身体を動かせなくするものから、心の自由を奪って束縛するものも存在します。
・『緊縛』【きんばく】
「人をきつく縛る方法」であり、語源は敵を縄で捕まえる「補縄術」という説があります。
「緊縛」は現代だと性的なプレイの一種を表す言葉として使われており、こちらは人間の身体を縄で縛ってプレイする方法を示します。
まとめ
「縛」は相手を縛って自由を奪うことを示す時に使います。