糸へんに票で「縹」の読み方とは?簡単に解釈

糸へんに票で「縹」の読み方とは? 読み方

この記事では、「縹」の読み方を分かりやすく説明していきます。

糸へんに票で「縹」の読み方

縹は、音読みでひょうと読むのが可能な漢字です。

更に訓読みでは、はなだやはなだいろ、という読み方をされています。

「縹」の意味や解説

見れば理解出来る様に、縹は糸へんの横に票の漢字を付け加える事で完成した漢字です。

薄い藍色やはなだ、遠いとか遙かなといった意味を持っている漢字となっています。

ただし縹は、現在では常用漢字に含まれていないため、この漢字を普段の生活の中で目にする機会は決して多くはありません。

以上の事から使用する機会も限られており、現代人にとって縹は、馴染みのない漢字と言えるのです。

「縹」の熟語での使い方や使われ方

・『縹色』【はなだいろ】
「薄い藍色」という意味で用いられる言葉となっています。

より具体的には縹色とは、薄いネギの色と藍色の中間色位の色を示す言葉です。

・『縹帽子』【はなだぼうし】
「天台宗や真言宗で高僧が使用した縹色の絹で作られた帽子」や、「花色の帽子」という意味で、使用される言葉となっています。

・『縹威』【はなだおどし】
「鎧の威の1つ」を表す言葉です。

縹色の緒や組み糸等を使用して、威したものを表現する言葉として利用されています。

まとめ

いとへんに票を付け足す事で成立した縹の漢字は、音読みでひょう、訓読みではなだ、はなだいろと読む事が可能です。

加えてこの縹の漢字は、薄い藍色やはなだ色の絹、遙かなとか遠いといった意味を所有しています。

もっとも縹の漢字自体は、日常的に見掛ける機会はそれ程なかったりするのです。

それもそのはずで、現在では常用漢字から外れているため、テレビや新聞、公用文等では基本的にこの縹の漢字を見掛ける事はなかったりします。

そのため大半の現代人にとっては、馴染みがない漢字の1つ表現する事が可能です。

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