この記事では、「聊」の読み方を分かりやすく説明していきます。
耳へんに卯で「聊」の読み方
聊は、音読みでりょうやりゅう、ると読む事が出来る漢字です。
訓読みではいささとたよ、たのと読まれます。
「聊」の意味や解説
文字での表記を目にすれば一目瞭然な事な事になりますが聊は、耳へんの隣に卯の文字を付け加える事によって完成した漢字です。
そんな聊は、いささかとか少し、頼るや頼む、楽しむに耳鳴り等といった意味を所有しています。
画数は全部で11画で、漢字検定においては1級レベルとなっていますが、残念ながら現在の常用漢字には含まれていません。
お陰で普段の生活の中で、この漢字を目にしたり、利用する機会というのは決して多くはないです。
「聊」の熟語での使い方や使われ方
・『聊爾』【りょうじ】
「いい加減であったり、考えがない事」や「ぶしつけな事」といった意味を持つ言葉として、この聊爾は駆使されています。
・『無聊』【ぶりょう】
「退屈な事」とか「心配事があって気が晴れない事」という意味の言葉として、使われているのです。
・『聊頼』【りょうらい】
「頼りにする事」や「頼みにする事」といった意味の言葉として、利用されています。
まとめ
耳へんの横に卯の文字を組み合わせる事によって成立した聊は、音読みでりょうやる、りゅう、訓読みでは、いささとかたの、たよと読む事が可能な漢字です。
更にいささかや少し、かりそめに楽しむ、耳鳴り等の意味を有しています。
ただし常用漢字からは外れてしまっているため、テレビや新聞の様なメディア上では、ほとんど使用される事がない漢字となっているのです。
そのため、日常生活においてこの漢字を見掛けたり、利用するケースは滅多になかったりします。
以上の事から聊は、大半の現代人にとっては馴染みがあるとは言えない漢字の1つと言えるのです。