舟へんに公で「舩」の読み方とは?簡単に解釈

舟へんに公で「舩」の読み方とは? 読み方

皆さんは、「舩」という漢字を知っているでしょうか。

舟へんなので、船に関係する漢字と想像がつくかもしれません。

では一体なんと読むのでしょう。

舟へんに公で「舩」の読み方

「舩」という漢字は音読みで「セン」訓読みで「ふね」と読まれます。

「舩」の意味

「舩」とは、海を移動する「船」の異字体であり「船」と同じ意味です。

「舩」は昔使われていた「船」の俗字で、「船」のように正式ではない常用外の漢字でしたが、古くは一般に使われていた漢字のようです。

「口」よりも「ム」の方が手書きで書く際に早く書けたから過去に使われていたと言われています。

「舩」の使われ方

・苗字としての「舩津」【ふなつ】
福岡県や長崎県等で多く見られる苗字です。

この苗字で検索するとプロサッカー選手の名前がトップに表示されています。

・苗字としての「舩曵」【ふなびき】
山口県や岡山県に見られる苗字で、「舩」「曵」も名前には使えない珍しい漢字とのことです。

有名な所では火災保険の社長の苗字がこの漢字です。

・苗字としての「早舩」【はやふね】
埼玉県や愛知県に分布が見られる苗字のようですが、こちらも全国的に珍しい苗字となっています。

この苗字での検索結果は、自動車モーター会社の役員の苗字でヒットした項目が多かったです。

まとめ

「舩」の漢字を調べてみた所、現在は苗字としてのみ使用されている印象を受けました。

熟語はないか探したのですが、現時点で「船」ばかり出てくる結果となり、この漢字は日常的には使われていないのだという事が分かりました。

苗字は難しい漢字も多数使われていて、難読漢字は書くのも大変ですが、人の苗字に「舩」は今も使用されていますので、パッと見たときに読めるようだと安心でしょう。

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