虫へんに令で「蛉」の読み方とは?簡単に解釈

虫へんに令で「蛉」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「蛉」の読み方を分かりやすく説明していきます。

虫へんに令で「蛉」の読み方

蛉は、音読みでれいやりょうと読む事が出来る漢字です。

訓読みとしては、読まなかったりします。

「蛉」の意味や解説

文字で表記されたものを目にすれば直ぐに分かる様に蛉は、虫へんの隣に令の文字を付け加える事によって完成した漢字です。

そんな蛉は、とんぼやあおむしの文字に用いられています。

画数は全部で11画であり、漢字検定においては1級クラスとなっていますが、常用漢字からは外れている漢字です。

そのため日常生活の中で、この蛉の漢字を目にしたり、利用する機会というのは限られています。

「蛉」の熟語での使い方や使われ方

・『極楽蜻蛉』【ごくらくとんぼ】
「楽天家で暢気そうな者に対して、あざけったりからかって言う語」といった意味持つ言葉として、使われているのです。

・『赤蜻蛉』【あかとんぼ】
「トンボ科アカネ属に属しているトンボの総称」として利用されている言葉となっています。

特に雄は成熟すると真っ赤な色に近づくため、この呼び名が付いたと言われているのです。

・『螟蛉』【めいれい】
「チョウや蛾の幼虫である、青虫を表す語」として用いられています。

他にも、「養子」という意味も有しているのです。

これは、ジガバチが青虫を養い自らの子とするという故事から来た意味合いとなっています。

まとめ

虫へんの横に令の文字を付け足す事によって成立した蛉は、音読みでれいとりょうと読み、訓読みはしない漢字です。

更に蛉は、とんぼやあおむしの文字に駆使される漢字となっています。

ただし現在では、常用漢字に含まれてはいないため、雑誌やテレビ等のメディア上では、ほとんど使用されない漢字です。

お陰で普段の生活において、この漢字を見掛けたり使用するケースは限定されているため、多くの現代人にとっては馴染みがあるとは言えません。

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