虫へんに義で「蟻」の読み方とは?簡単に解釈

虫へんに義で「蟻」の読み方とは?簡単に解釈 読み方

この記事では、「蟻」の読み方を分かりやすく説明していきます。

虫へんに義で「蟻」の読み方

「蟻」という漢字は訓読みでは「あり」「くろ」と読み、音読みでは「ギ」「ガ」と読みます。

「蟻」の意味や解説

「蟻」には昆虫の「アリ」「黒」「黒い」という意味が含まれています。

「蟻」は頭の大きいマムシの象形である「虫へん」に羊の首とギザギザした刃のあるノコギリの象形である「義」を組み合わせ、形声文字として成り立った漢字です。

「蟻(アリ)」はハチ目アリ上科アリ科に分類される昆虫です。

熱帯地域から冷帯地域、森林、草原、砂漠、水中など様々な場所に分布しており、人間にとって身近な昆虫の1つと言えます。

「蟻」の熟語での使い方や使われ方

・『蟻塚』【ありづか】
「アリが地中に巣を作るために掘り出した土で形成された塚状のもの」「土や木の枝を積み上げて作った巣」を意味する言葉です。

・『蟻んこ』【ありんこ】
「アリの俗語的な呼称」を意味する言葉です。

・『蟻蚕』【ぎさん】
「アリに似ている孵化して間もない蚕の幼虫」を意味する言葉です。

「蟻」の地名での使われ方

・『蟻ケ崎』【ありがさき】
長野県松本市に所在する地名です。

・『蟻ケ原』【ありがはら】
石川県鹿島郡中能登町に所在する地名です。

・『蟻川』【ありがわ】
群馬県吾妻郡中之条町に所在する地名です。

「蟻」の名前での使われ方

・『蟻井』【ありい】
徳島県や神奈川県、京都府に見られる日本の名字です。

・『蟻生』【ありう】
栃木県や神奈川県、群馬県、埼玉県に見られる日本の名字です。

・『蟻岡』【ありおか】
大阪府に見られる日本の名字です。

まとめ

「蟻」は訓読みでは「あり」「くろ」と読み、音読みでは「ギ」「ガ」と読む漢字でした。

そして、「蟻」には昆虫の「アリ」「黒」「黒い」という意味が含まれています。

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