この記事では、「詢」の読み方を分かりやすく説明していきます。
言べんに旬で「詢」の読み方
詢は、音読みでじゅんとかしゅんと読む事が可能な漢字です。
訓読みでは、とやはか、まことと読む事が出来ます。
「詢」の意味や解説
漢字表記を見れば理解出来る様に詢は、言べんの横に旬の漢字を付け足す事で成立した漢字です。
そんな詢は、問いたずねるや相談する、まこと等といった意味を持っています。
漢字検定では1級クラスであるものの、現在の常用漢字には含まれてはいません。
お陰で大抵の人にとって馴染み深い漢字ではないため、使用される用途としてはかなり限定されている漢字と言えるのです。
「詢」の熟語での使い方や使われ方
・『諮詢』【しじゅん】
「参考として他の機関等に意見を求める」という意味の言葉として、使用されています。
特に対等以下の機関の意見を参考すべき問い求める事として、利用されている言葉です。
・『交詢』【こうじゅん】
「互いに誠意を尽くす事で交際を親密にする事」という意味の言葉となっています。
その様な意味合いから、日本で最初の社交クラブは、交詢社と名付けられたのです。
・『詢謀』【じゆんぼう】
「問いはかる」という意味を持つ言葉として、用いる事が出来ます。
まとめ
言べんの横に旬という漢字を付け加える事によって誕生した詢は、音読みでじゅんとしゅん、訓読みでやまこと、はかと読む事が出来るのです。
そんな詢の漢字は、相談するや問いたずねる、はかるとかまこと等といった意味を所有しています。
ただし常用漢字外となっているので、新聞や雑誌等のメディア関連では、この詢の漢字は基本的に使われてはおりません。
そのため使われる機会はそれなりに限定されており、この漢字を見掛ける機会も少ないので現代人にとっては、それ程馴染みのない漢字の1つと言えます。
