貝へんに辰で「賑」の読み方とは?簡単に解釈

貝へんに辰で「賑」の読み方とは? 読み方

貝へんに辰と書く「賑」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「賑」の読み方と意味について解説します。

貝へんに辰で「賑」の読み方

「賑」の読み方は音読みでは「シン」、訓読みでは「にぎ?わう」「にぎ?やか」です。

「賑」の意味や解説

「賑」とは、「活気があるさま」を意味する言葉です。

たくさんの人がいて騒がしく陽気な様子を表します。

明るく楽しい雰囲気を指す肯定的な表現で、人がたくさんいても静かだったり陰気だったりする場合は当てはまりません。

人がたくさん集まるところは商売に向いていることから「繁盛する」という意味でも使います。

お店に多くの人が来て商売が繁盛したり多くの人が繰り出して栄える様子を表す言葉です。

人が集まって盛り上がる様子から転じて盛り上がれない人に金品などを分け与えて盛り上がれる状態にすることを表す「めぐむ」「ほどこす」という意味でも使います。

「賑」の例文や使われ方

・『賑わう』【にぎわう】
『オープン初日から多くの客で賑わう』
「人が集まり栄える」という意味で使う表現です。
店や施設に多くの人が集まり経済的に潤う「商売繁盛」意味で使うほか、行楽地などに多くの人が集まる「活況」の意味でも使います。

・『賑やかし』【にぎやかし】
『賑やかしで呼ばれる』
「騒いだり盛り上げたりする役割の人」を指します。
人が少なく盛り上がらない事態を避けるために呼ばれる盛り上げ要員を指す言葉です。
具体的な役には立たないがいるだけでその場の雰囲気が良くなる人を表す言葉でもあります。

・『枯れ木も山の賑わい』【かれきもやまのにぎわい】
『枯れ木も山の賑わいだからとりあえずあいつを呼んでおこう』
「つまらないものでも無いよりまし」という意味のことわざです。
枯れ木のような役に立たず見栄えの悪いものでもないよりはあったほうがましな景色になることに由来します。

まとめ

「賑」は日常的に使う言葉なので正しい読み方と意味を理解しておきましょう。

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