車へんに干で「軒」の読み方とは?簡単に解釈

車へんに干で「軒」の読み方とは? 読み方

この記事では、「軒」の読み方を分かりやすく説明していきます。

車へんに干で「軒」の読み方

「軒」という漢字は訓読みでは「のき」「くるま」「軒(たか)い」「てすり」「軒(と)ぶ」読み、音読みでは「ケン」「コン」「カン」と読みます。

「軒」の意味や解説

「軒」には「のき」「ひさし」「数を数える語」「雅号や屋号に添える語」「くるま」「てすり」「あがる」「とぶ」「たかい」という意味が含まれています。

「軒」は車の象形である「車へん」に先が二又になっている武器の象形である「干」を組み合わせ、「ながえ(馬車などの前方に長く突き出ている2本の棒)が伸びた車」「のき(屋根の下端のうち、建物の壁面より外に突出している部分)」を意味する形声文字として成り立った漢字です。

「軒(のき)」「屋根の下端のうち、建物の壁面より外に突出している部分」「庇(ひさし)」を意味する言葉です。

「軒」の熟語での使い方や使われ方

・『軒並み』【のきなみ】
「家が軒を連ねて並び立っていること」「家並み」「家ごと」などを意味する言葉です。

「軒」の地名での使われ方

・『海老江七軒』【えびえしちけん】
富山県射水市に所在する地名です。

・『小郡三軒家町』【おごおりさんげんやまち】
山口県山口市に所在する地名です。

・『金谷二軒屋』【かなやにけんや】
静岡県島田市に所在する地名です。

「軒」の名前での使われ方

・『軒』【のき】
青森県や和歌山県、広島県、奈良県、千葉県に見られる日本の名字です。

・『庵軒』【あんのき】
奈良県や和歌山県に見られる日本の名字です。

・『居軒』【いのき】
和歌山県や大阪府、三重県に見られる日本の名字です。

まとめ

「軒」は訓読みでは「のき」「くるま」「軒(たか)い」「てすり」「軒(と)ぶ」読み、音読みでは「ケン」「コン」「カン」と読む漢字でした。

そして、「軒」には「のき」「ひさし」などの意味が含まれています。

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