金へんに廣で「鑛」の読み方とは?簡単に解釈

金へんに廣で「鑛」の読み方とは? 読み方

金へんに廣と書く「鑛」は何と読みどのような意味を持つのでしょうか。

今回は、「鑛」の読み方と意味について解説します。

金へんに廣で「鑛」の読み方

「鑛」の読み方は音読みでは「コウ」、訓読みでは「あらがね」です。

「鑛」の意味や解説

「鑛」とは、「地中から採掘したままでまだ精錬加工されていない状態の金属」を指す言葉です。

我々が使用する金属資源は地中から掘り出したものから作られています。

ほとんどの金属は地中に埋まっている状態では不純物が大量に含まれておりそのままでは利用できないのですが、そのような地中から掘り出したままの自然な状態の金属を表す言葉が「鑛」です。

「鑛」は一般的に使われている「鉱」という漢字と同じ意味を持ちます。

元々は「鑛」が正式な字体でしたが簡易字体として「鉱」の字が当てられ同じ意味で使われています。

現在「鉱」は常用漢字表に含まれていますが「鑛」は含まれておらず「鉱」の旧字体としては認められているものの一般的には使われない漢字です。

「鑛」の熟語での使い方や使われ方

・『鑛石』【こうせき】
「金属など資源となる物質を含んだ石」を指します。

鉄や金など有用な金属を含む石を表す言葉で、掘り出したままで精錬加工していない石の状態を表す言葉です。

採掘現場で掘り出されたあと加工施設で精錬されることで金属素材が生産されます。

・『鑛山』【こうざん】
「資源を含む岩や土を掘り出すための山」を意味します。

地中に埋まっている資源を掘り出す場所のことで、特に採掘現場として整備されている場所を指します。

かつてはスコップやつるはしを使った人力による採掘が一般的でしたが現在では重機やダイナマイトなどを使った大規模な採掘も行われています。

まとめ

「鑛」は現在では使われていない旧字です。

読み方と意味は「鉱」に準じているので憶えておきましょう。

読み方
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