金へんに真で「鎮」の読み方とは?簡単に解釈

金へんに真で「鎮」の読み方とは? 読み方

金へんに真と書く「鎮」は何と読みどのような意味があるのでしょうか。

今回は、「鎮」の読み方と意味について解説します。

金へんに真で「鎮」の読み方

「鎮」の読み方は音読みでは「チン」、訓読みでは「しず?める」「しず?まる」です。

「鎮」の意味や解説

「鎮」とは、「荒ぶった状態にあるものを落ち着け静かにする」という意味を持つ言葉です。

激しく動いたり興奮していたりなど通常ではなく荒々しい状態にあるものを落ち着かせ平穏で安寧な状態へと戻すことを表します。

なだめすかしたり言い聞かせたりといった穏当な手段のほか、動けないよう抑えつけたり武力で無理やり従わせたりなど力ずくで荒ぶった状態を抑え込む様子に対しても用いられる言葉です。

上からのしかかるようにして身動きできないようにするという意味もあり、物体が動かないよう上に乗せる重りや人に睨みを利かせられる威厳のある人を指す言葉として使われています。

「鎮」の熟語での使い方や使われ方

・『鎮圧』【ちんあつ】
「騒乱や暴動などを力で押さえ込み解消すること」を意味します。

暴動状態にある人々を力づけで押さえ込むことを指し、デモ隊に対して機動隊送り出して押さえ込んだり反乱軍を軍隊で討伐したりなど力による問題解決を表す言葉です。

・『鎮痛』【ちんつう】
「痛みをしずめること」を表します。

体に感じられる痛みを痛くない状態にすることを意味する言葉です。

一般的には薬で感覚を鈍らせて痛さを和らげることを表しますが、横になって休んだりツボを押したりなどなど薬だけに限らず痛みを和らげること全般に対して用いられる表現です。

・『鎮魂』【ちんこん】
「安らかに眠れるように死者を祀ること」を意味します。

ないがしろにされた魂は生きる人々に恨みを募らせ災いをもたらすと考えられています。

死者が現世に災いをもたらさないよう丁寧に供養して祀り魂をしずめることを表す言葉です。

まとめ

「鎮」はいろいろな対象に使われる言葉です。

同じ表現でも対象によって意味合いが大きく変わるので注意してください。

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