この記事では、「駁」の読み方を分かりやすく説明していきます。
馬へんにメメで「駁」の読み方
駁は、はくかばくと読まれる事が多く見られる漢字です。
ただしその様な音読みとしてだけでなく、訓読みとしても、ぶちという読み方をされたりもします。
「駁」の意味や解説
駁は、馬に爻を合わせる事によって、馬の毛のまだらを意味する言葉として成立したと言われているのです。
要するに、様々な毛色が交じったまだら馬という意味を表していました。
ですがそこから、他者の説に反対するや反論する、入り交じるとか純正ではないといった意味を示す漢字となったのです。
「駁」の熟語での使い方や使われ方
・『反駁』【はんばく】
「他者の主張とか意見に対して論じ返す事や、反論する事」という意味で使われる言葉となっています。
主に議論を行う場で駆使されている言葉です。
・『駁撃』【ばくげき】
「他人の所説や言論等に対して攻撃する」といった意味で用いられる言葉となっています。
同様に、「他人の主張に対して激しく非難する」という意味にも用いられているのです。
・『雑駁』【ざっぱく】
「雑然としていて統一されていない事」を意味する言葉となっています。
或いは、「纏まりがなく雑然としている様」といった意味の言葉としても利用されています。
まとめ
駁は、音読みで、ばくとはく、訓読みで、ぶちという読み方をする事が多い漢字です。
そんな駁は、漢字の構成を見れば分かる様に、馬のまだら毛を表する漢字として生まれました。
そんな駁の漢字は、ぶちやまだら、入り交じるという意味を表します。
更に他人の説に反論するや、反対する、という意味の漢字を示す事が可能です。
ただし駁は、常用漢字ではないため、日常的に頻繁に使用されたり見掛けたりする漢字という訳ではありません。