色々な具体例や事例から一般的な法則や原理を導き出す方法には「帰納」があります。
この記事では、「帰納」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「帰納」の正しい読み方は「きのう」と「きしょう」どちら
「帰納」の正しい読み方は「きのう」であり、「きしょう」とは読みません。
この言葉に使われている「帰」は音読みで「き」と読み、訓読みは「帰る」で「かえる」、「帰す」で「かえす」と読みます。
「納」は音読みで「のう」や「とう」と読み、訓読みは「納める」で「おさめる」、「納まる」で「おさまる」と読みます。
正しい読み方の結論
「帰納」の正しい読み方は「きのう」であり、「きしょう」は間違いです。
「帰納」の意味
「帰納」とは具体例や個別の事例を取り上げて分析や推論することで、一般的な法則や原理を導き出す方法を示す言葉です。
これらの方法は論理的推論であり、様々な学問の分野で使われています。
この言葉の反対語には「演繹(えんえき)」があり、こちらは最初に1つの命題から始める論理的推論の方法として様々場面で使われています。
数学の分野で有名なものとしては「数学的帰納法」がありますが、こちらは演繹の方法を取るのが特徴です。
「帰納」の言葉の使い方や使われ方
・『帰納的な論文の書き方を勉強しています』
・『数学的帰納法はとても難しく感じました』
・『帰納的な展開と演繹的な展開を比較して、自分に合ったものを選びましょう』
まとめ
「帰納」とは具体例や個別の事情を複数取り上げて分析や推論する方法であり、様々な学問分野で使われています。
「帰納」の反対語は「演繹」であり、こちらは1つの命題から展開する方法としてこちらも色々な場面で使われています。