この記事では、「忠告」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「忠告」の正しい読み方は「ちゅうこく」と「ただこく」どちら
忠告の漢字を見て、ただこくと読んでしまう人が中にはいるものです。
確かに最初の忠には人名等で見られる様に、ただという読みがあるし、後ろの告の漢字は、告白といった言葉の様に、こくという読みがあります。
なのでその2つの漢字の読みを合わせて、忠告を、ただこくと読んでしまうのです。
所が忠告の漢字は、ただこくとは読まず、ちゅうこくと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
忠告は、ちゅうこくと読むべき言葉です。
そもそも忠の漢字は、ただという読みの他にも、忠実という言葉の様に、ちゅうという読みがある上に、告の漢字はそのまま、こくと読む事が出来ます。
だからこそ忠告は、忠の漢字のちゅう読みと、告の漢字のこく読みとを繋げて、ちゅうこくと読めるのです。
「忠告」の意味
忠告は、まごころや真面目といった意味を持っている忠の漢字に、つげるとか、報せるといった意味を所有している告の漢字を付け加える事で完成した言葉となっています。
以上の事から忠告は、まごころを込めつつ相手の過ちや欠点を指摘していさめる事を示すのです。
「忠告」の言葉の使い方や使われ方
・『私は彼女に運転には向いていないから、やめた方が良いと忠告しました』
・『彼は父親の忠告を無視して、自らの事業を立ち上げたそうです』
・『医者の忠告に素直に従っていれば、ここまで病気が悪化する事はなかったかもしれません』
まとめ
忠の漢字には、ただという読みがあるし、告の漢字には、こくという読みがあります。
ですがそれら2つの漢字の読みを合体させて、忠告を、ただこくと読むのは誤りです。
忠告の漢字は、ただこくではなく、ちゅうこくと読むのが正解な言葉です。
そんな忠告は、まごころを込めて相手の欠点や間違いを指摘するといった意味の言葉として、使われています。