この記事では、「快からず」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「快からず」の正しい読み方は「こころよからず」と「かいからず」どちら
「快からず」の読み方として想定できるものに、「こころよからず」と「かいからず」があります。
「こころよからず」と「かいからず」の二つの読み方のうち、「快からず」の正しい読み方はどちらでしょうか。
正しい読み方の結論
「快からず」の正しい読み方の結論は、「こころよからず」が正しい読み方になります。
「快からず」という言い回しで使われている「快」という漢字の音読みは「カイ」、訓読みは「こころよい」です。
ただし「快からず」というのは形容詞「快し(こころよし)」の未然形ですから、その読み方は「こころよからず」になります。
そのため、「快からず」を「かいからず」と読むのは、明らかな読み間違えと判断されるのです。
「快からず」の意味
「快からず」の意味は、「心地よさが感じられないさま」を意味しています。
「快からず」とは、「爽やかな気持ちの良さがない状態」を指しているのです。
また「快からず」には、「健康状態が良くなくて体調・気分が優れないさま」といった意味合いもあります。
現代語ではほぼ使われませんが、「気立てや性格・人柄が良くないさま」という古語的な意味も持っています。
「快からず」の言葉の使い方や使われ方
「快からず」の言葉の使い方・使われ方を示すため、この言葉を使った例文を以下で紹介します。
・『この喫茶店はマスターがいつも不機嫌な態度で接客しているので、私は快からず思っていました』
・『どこか悪くて快からず感じているときには、無理して会社に行くよりも一日ゆっくりと休養を取ったほうが良いです』
・『会社の人間関係を何年も前から快からず感じていたので、思い切って転職する決断をしたのです』
まとめ
この記事では、「快からず」の正しい読み方「こころよからず」とその意味を紹介しましたがいかがでしたか?
「快からず」の読み方・意味・使い方を知りたいときは、この記事の解説を確認してみてください。