この記事では、「痛手」の読み方を分かりやすく説明していきます。
「痛手」の正しい読み方は「いたで」と「つうしゅ」どちら
痛手の漢字表記を目にした人の中には、つうしゅと読んでしまう人もいるものです。
確かに痛の漢字には、つうという読みがある上に、手の漢字の方も、しゅという読みはあります。
そのためそれら2つの漢字の読みをシンプルに組み合わせて、痛手を、つうしゅと読んでしまう事は分からなくもありません。
ですが残念ながら痛手の漢字を、つうしゃと読むのは誤りで、いたでと読むのが正しい読み方となっています。
正しい読み方の結論
痛手は、いたでと読むのが正解な言葉です。
ただし最初の漢字である痛にはつうの他に、いたという読みがあるのでまだ理解し易いですが、手の漢字には、てという読みはあっても、でという読みはありません。
お陰で何故、痛手が、いたてではなく、いたでと読むのか分からないという人も少なくなかったりします。
もっともこれは日本語の、連濁と呼ばれる少し特殊な読み方によるものです。
連濁とは2つの語が結び付いて1つの語になる時、発音し易くするために、後ろの語の語頭が、清音から濁音に変化する事があります。
痛手はそんな連濁により、いたてではなく、いたでと読む事が出来るのです。
「痛手」の意味
痛手は、いたみとか悲しむといった意味を持っている痛の漢字に、てや腕前といった意味を有する手の漢字を付け足す事で成立した言葉となっています。
だからこそ痛手は、重い傷や大きな損害等の意味を表すのです。
「痛手」の言葉の使い方や使われ方
・『この国の人々は干ばつによる食糧不足で大きな痛手を受けています』
・『私は失恋という痛手から、今も立ち直る事が出来ません』
・『この会社にとって、彼を失ったという痛手は予想以上に大きかったです』
まとめ
痛の漢字には、つうという読みはあるし、手の漢字にも、しゅという読み自体はあります。
所がその2つの漢字の読みを合わせて、痛手を、つうしゃと読むのは間違いです。
痛手は、つうしゃではなく、いたでと読むべき言葉です。
そんな痛手は、重い傷や大きな被害といった意味を示す際に、用いられる言葉となっています。