「喜劇」は演劇ジャンルのひとつです。
特徴や内容など一体どのような演劇のことで正しい読み方は何なのでしょうか。
今回は、「喜劇」の正しい読み方と意味について解説します。
「喜劇」の正しい読み方は「きげき」と「よしげき」どちら
「喜劇」の読み方として考えつくのは「きげき」と「よしげき」の2つです。
「きげき」と「よしげき」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。
正しい読み方の結論
「喜劇」の正しい読み方は「きげき」です。
「喜」には「喜悦」【きえつ】「歓喜」【かんき】など「き」という読み方以外に、「三善」【みよし】「善治」【よしはる】など主に人名で「よし」と読みます。
「劇」は「劇場」【げきじょう】「寸劇」【すんげき】など「げき」と読みます。
漢字の読み方を組み合わせてできる「きげき」と「よしげき」のうち「喜劇」の正しい読み方は「きげき」です。
「喜劇」の意味
「喜劇」とは、「人を笑わせることに主眼を置いて作られた演劇」を指す言葉です。
架空の状況や人物を設定して脚本を作成しストーリーに従って役者が演じる芸術を「演劇」といいます。
演劇はテーマや内容によってジャンル分けされますが、演劇ジャンルの中で笑いを中心にしたものを「喜劇」といいます。
元々は舞台上で演じられる客を笑わせることに主眼を置いた芝居を指す言葉でしたが、テレビドラマや映画などの映像作品でも笑いを中心とした芝居であれば「喜劇」です。
「喜劇」の言葉の使い方や使われ方
・『評判の喜劇を見に行く』
・『喜劇を見て大いに楽しんだ』
・『出来の悪い喜劇は悲劇よりも客席が静まり返っている』
まとめ
「喜劇」の読み方は「きげき」が正しく「よしげき」ではありません。
ドタバタやアチャラカ、シュールやナンセンスなどさまざまな笑いの要素を含む芝居を総称する言葉なので正しい意味と読み方を理解しておきましょう。